2025年9月5日 16:39
今回ご紹介するのは、実務案件として制作させていただいた「人形供養祭」のイベント用タイムスケジュールです!
今回はCanvaを使用してデザインをし、URLを共有して納品までを担当しました。
今回の「人形供養祭」は、高齢の方からご家族連れまで幅広い世代が訪れる行事でした。
他にもInstagramの投稿デザインなども担当させていただいたのですが、「親しみやすさ」を感じられるデザインがいいというご要望がありました。
そのため、「親しみやすさ」と「見やすさ」を意識してデザインをしています。
イベント概要と目的
「人形供養祭」は、長年大切にしてきた人形やぬいぐるみを感謝の気持ちを込めて供養する、という伝統的な行事です。
思い出の詰まった人形を丁寧に供養してもらえるとあって、毎年多くの方々が来場されているそう…
今回の「コノマレ このゆびとまれ」様の人形供養祭は4回目の開催でした。
当日はカメラマンとして私も参加させていただきました。
会場は思ってたより山奥で、天気も雨☔
「人が来るのかな?」と不安に思っていましたが、そんな不安が吹き飛ぶくらいたくさんの方がお人形をご供養に来場されました。
事前回収のお人形もあったので、とてもたくさんのお人形が大切にお焚き上げ、ご供養されました。
再度、ご依頼の際の主催者様からのご要望をまとめると次のようなものになります。
- お焚き上げのイメージから「赤」や「オレンジ」を使用してほしい
- 高齢者が多いので、文字は大きく見やすくしてほしい
- 「人形供養祭」というイベントに親しみやすさを感じてほしい
デザインのポイント
1. フォントの選定
Canvaの中から選んだのは、視認性の高い源柔ゴシックです。本文部分は大きめの文字サイズに設定し、ご年配の方でも読みやすいようにしました。
一方、各催しの文字や「第4回 人形供養祭 タイムテーブル」のタイトルは、和の雰囲気を感じさせるIPAex明朝を使用。行事の厳かさや伝統を感じさせるデザインに仕上げました!
2. 色使い
色はご要望にあった「赤」や「オレンジ」をメインに使用しました。メインカラーと使用しても違和感がないように背景には「黄色」を使用しています。そうすることで、全体的に落ち着きと温かみがあるかと思います。
また、文字の背景には白を入れて、文字を黒にすることで、文字の視認性を意識しました。
そして、人形供養祭でのメインイベントのお焚き上げは、炎をイメージしたオレンジをアンダーラインのようにデザインしました。
3. レイアウトの工夫
タイムスケジュールは「時間軸」に沿って整理。縦に時間を配置し、その横に内容を記載する形にしました。これにより、流れを上から下へ追うだけで一日の行事内容を把握できます。
そして、右の余白にはそれぞれの催しに関連するイラスト画像を挿入することで、「遊び心」や「親しみやすさ」を感じられるようにしました。
Canvaでの制作について
今回の制作はすべてCanvaで行いました。今回はテンプレートは使用せずにオリジナルデザインで制作をしましたが、特に便利だったのは、以下のポイントです。
- 文字サイズや配色を直感的に調整できるため、高齢者向けに「少し大きめ」「コントラスト強め」といった調整が簡単にできた
- イラストや装飾素材が豊富なので、和風の模様や親しみやすさを感じさせるイラストを手軽に取り入れられた
- 共有機能がスムーズで、主催者様との確認・修正もスピーディに進められた
実務案件ならではの工夫
1. 高齢者に配慮したデザイン
人形供養祭は、ご高齢の方の参加が特に多いです。そのため、「小さな文字を使わない」「余白を広くとる」「文字に寒色系は使用しない」といった工夫を徹底しました。また、色のコントラストも意識し、背景色と文字色がはっきり分かれるように調整しています。
2. 情報の正確性と変更対応
式典の内容や時間は主催者様との打ち合わせで決定しましたが、開催直前でのご依頼でした。それでも、Canvaで作成していたため、微調整や修正も素早く対応ができました!
完成したタイムスケジュールの特徴
- 行事の流れが一目でわかるシンプルな構成
- 高齢者でも読みやすい大きな文字サイズと余白設計
- 親しみやすさとイベントのイメージが感じられるデザイン
- Canvaを活用した柔軟でスピーディな制作対応
「コノマレ このゆびとまれ様」について
福島県いわき市を中心に『人形供養祭』、『出逢いの場づくり』、『縁日よるまつり』など様々なイベントを企画し開催しています。
10月は「縁日よるまつり」が開催されます!
▼人形供養祭についてはこちらから
コノマレ このゆびとまれ様 人形供養祭
▼次回開催されるイベントはこちらから
コノマレ このゆびとまれ様 縁日よるまつり
まとめ
今回の「人形供養祭タイムスケジュール」の制作は、デザインの美しさ以上に「行事の意義に寄り添うデザイン」が求められた案件でした。
- 高齢者を意識した文字や余白の工夫
- 親しみやすさとイベントのイメージにあった色使いとフォント選び
- Canvaを活用したスピーディな修正対応
これらを実現できたことで、主催者様にもお喜びいただきました!!